精神疾患を予防するには身体の健康を保ち、良好な人間関係を築こう!
メンタルはどのようにして構成されている?
皆さんこんにちは、名もなき医師です🧑⚕️
メンタルとはどのように構成されているのでしょうか?僕は今まで心理学について色々と勉強してきました。
メンタルは円で例えられる
僕のメンタルに対する結論は、人のメンタルは円で構成されているということです。円の大きさがその人のメンタルの安定を示しています。円が大きい人はメンタルが安定しており、小さい人はメンタルが不安定という考えです。
そしてその円は中でいくつかに分かれています。イメージはこんな感じです。

円の大きさがメンタルの安定を表すのでAさんBさんCさんの順にメンタルが安定しているということになります。
数字はメンタルの構成要素
さて上の図では円の中に数字が書かれています。これはその人のメンタルを構成する要素です。同じ数字でも人それぞれ指標は違います。簡単な例を出します。
Aさんはサラリーマンとします。Aさんのメンタルにおいて1番割合を多く占めているのは友人です。2が趣味のギター、3がお金、4が身体の健康であるとします。友人とも仲がよく趣味も充実しており人生を非常に楽しんでいます。
Bさんは水泳のプロ選手です。極端ですが水泳だけがBさんの人生の全てであり誰とも関わらず水泳に全てを捧げてきました。
Cさんはニートで両親と同居しています。1がゲーム、2がお金や食事を提供してくれる優しい両親だと仮定します。(実際には関係が良くないケースも多々ありそうですが😅)
例えばAさんが何らかの理由で3の全財産を失ってしまったとします。しかしAさんには友人がいますし、身体が健康なのでまた働いてお金を稼ぐことができます。
また趣味のギターも楽しめることでしょう。
メンタルの円から3番目に大きい【お金】を失ってもまだそこそこの大きさを保っています。
一方Bさんは命に別状はないですが競技人生を諦めざるを得ない怪我を負ってしまいました。水泳だけを生き甲斐としてきたBさんは人生に絶望し自殺してしまいました。
Cさんはある日両親とケンカしてしまい激怒した両親がCさんのゲームを全て売り払ってしまいました。
絶望したCさんでしたが両親と話し合い、今後のことを見つめ直しこれからは仕事をする道を選択しました。
不幸があった3人のメンタルのイメージ推移は下の図のようになります。

Aさんはお金を失っても友達と趣味も楽しめるのでまだそこそこ大きな円、Bさんはメンタルを構成する要素がなくなったので自殺してライフが0に、Cさんも危険な状態ですが両親との関係性次第でまだやり直せる道もあります。
メンタルの構成要素は多い方が良い
これが僕のメンタル理論です。指標が多い人は例えば一つを失ったとしてもそれほど揺らがないでしょう。
お金で例えると1億円持っているひとが500万円失うのと、500万円持っている人が500万円失うのは全然違いますよね?😳
メンタルの構成要素は多いほどメンタルが安定しやすいはずです!
メンタルを崩しやすい人は?
ここで大事なのは円の大きさも、もちろん大切ですがメンタルの構成要素が多いことも大切です。先ほどの選択肢で言うと数字が多いことです。
数字が多くそれぞれが大きいほど円が大きくメンタルが強いという事になります。逆にいうと大切なものが少ない人、単一の指標に頼っている人ほどメンタルが崩れやすいと言えます。
BさんとCさんのような人は崩れやすいと言えます。
だからといって趣味や大切なものを30個も見つけるのは大変ですし、どれも中途半端になってしまいます。では具体的にどうすれば良いのでしょうか?次の項目で見ていきましょう♪
精神を安定化させるには?
Dさんは健康でお金持ちです。また容姿や性格も良く、友達が多く人間関係も良好です。さらに多趣味でスポーツ、音楽に読書と休日も充実しています。
Dさんは人生の全てが上手くいっておりメンタルが安定していることは言うまでもありません。では我々はどうすればDさんのメンタルに近づけるのでしょうか?
誰でも美男美女やお金持ちになれるわけではないのです🙂↔️
健康と人間関係を大切にしよう
僕は身体の
と、 を提案します。健康の価値は前回の投稿でお示しした通りです。健康の価値は1年ごとに1億円以上?
実際身体的に病気になると精神面まで不安定になる人ってとても多いです。常に病気に対して不安を抱える事になるので当然ですよね。
人間関係についてですが、こちらに関しては人数は多くなくても良いです。1人、2人でも良いので親友と呼べる人は誰にでもいるのではないでしょうか?
いなかったら仲のいい友人を作りましょう。どんな人とも仲良くできる人はいませんが、あなたが仲良くなれる人はこの世界に必ず存在します。
細かいことを言えばキリがないですが、肉体的に健康を保つこと、良好な人間関係こそが精神面を安定化させる秘訣だと思います!ということでこれからも健康を維持するための方法を書いていきたいと思います😆
本記事の内容は医療専門職としての知見に基づいていますが、すべての読者に当てはまるわけではありません。個別の診断や治療は、直接の診察に基づいて行われるべきです。
名もなき医師:日本救急医学会専門医 現在は整形外科に所属し救急と両立しながら奮闘中🔥
所属学会:日本救急医学会 日本整形外科学会 日本整形外傷学会
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