周囲の人間関係で悩まない方法3選-心理学編-

心理学

皆さんこんにちは、名もなき医師🧑‍⚕️です。今回のテーマは人間関係になります。

職場だったりママ友だったり、はたまた趣味の場であったり周囲の人間関係で悩んだことがある人は多いのではないでしょうか?

人脈・コネのイラスト

僕自身は社会に出てからというもの人間関係で全くといって良いほど悩んだり困ったりしたことがありません。

しかしもちろん生まれながらにそうであったわけではありません😌

人間関係に悩まなくて良い思考法を、僕自身の体験を踏まえながら解説していきます🎶

名もなき医師の話がどうでも良いという方は「人間関係を良好に構築する方法3選」だけでも読んでみてください‼️

名もなき医師の経験

チック症

僕が人間関係といって最初に思い出すのは小学生の高学年の頃です。僕はチック症といって自分の意思とは関係なく身体の一部を動かしてしまう病気を抱えていました😳

チック症には色々なタイプがあるのですが、僕の場合は肩を変な風に動かしてしまうものでした。説明しづらいのですが、一瞬肩の筋肉に力がはいってビクッとなるような感じで周りからみると変に違いありません💦

自分の小学校では交友関係は良好だったのですが、塾ではチック症についていじられていました。

周りの子達はいじりのつもりだったと思いますが、僕自身はいじめのように感じてしまうときがありました😢

肩を動かしてはいけないと頭では理解しつつも意思だけでは身体の動きは止められず、周りからは指摘されて悲しい思いをしていました。

中学高校時代

チック症というのは男児に多く、そして基本的には成長するにつれて軽快していきます。

僕のケースでは肩を大きく動かしていたのですが、段々と人からわかりにくい筋肉を動かすようになっていきました😳

具体的には耳を動かす後耳介、腕橈骨筋、下腿三頭筋など収縮させても人から目立ちにくいところに移行していきました。

人格面では小学生の頃に若干いじめられていた記憶もあり中学入学してからもおとなしめな性格でした。いわゆる陰キャに相当すると思います。

しかし中学2年生になりとても面白くて元気な友人ができました。その友人は授業中や休み時間問わずボケたことを言って周囲を笑わせてくれました。

なぜそんな陽気な友人が出来たかというと登校する時間がお互い超ギリギリで2人で登校するようになったからです😅

陽気な友人を見ていると羨ましくなり、自分も面白いことを言ってみたりボケてみたりしてみようと思うようになりました🤣初めはかなり勇気がいりましたが、面白いと思うことを発言してみるうちにだんだんと楽しくなっていきました‼️

チック症による変な動きは多少残っていたものの運動が得意でテニス部に属していたこともあり、友人も増えてそれに関していじられることもほとんどなくなりました✨

一番大きかったのは友人と出会い、勇気を出してボケてみたりウケを狙った発言をしたことだったと思います。

大学時代

大学生になるともう人間関係には悩まなくなっていました。それどころか人から相談されることが多くなり、その人も問題が解決されることを楽しむまでになりました。

これはおそらく生粋のいわゆる陽キャの人にはあまり無い経験ではないかと思います。僕の場合は根は暗め(自分の中ではポジティブに捉えています)だったので自分から話すというよりは基本的に相手の話を聞く方に回りがちです。

例えばこんな事件がありました。僕の一つ学年が下の後輩が部活の幹部をしている時に飲み会代12万円を紛失してしまうという事件がありました。その後輩をA君としましょう。

その後輩は店に支払いはしたというのですが、店側は受け取っていないというトラブル内容でした。部活の他の幹部はA君を責めていました。

A君は無くしていないと言い張り、お店側を訴訟すると言い出しました。そのお店は部活のイベントでよく貸切させてもらったりしていたので、他の幹部や部員からしたらたまったものではありません😳

他の幹部はA君が部活の会計係なので責任を取らせて全額を負担させようとしていました。

それに対してA君の意見はこうです。「お金は渡したはずなので自分に支払いの義務はない。自分はお金を払うつもりはないし店側と裁判をしてでも戦うつもりである。もしお金を払うのであれば退部する。」

僕はA君と他の幹部両方から相談される立場にありました。

皆さんだったらどういう解決策を思いつきますか?

僕の頭の中は当時こんな考えがありました。

・A君がこんなことで今まで頑張ってきた部活を退部するのはかわいそうだ。

・幹部が言っていることも一理はあるが、この対立関係を当事者間で解決するのは難しい。

・そして店側との関係を悪くするのも今後に響く。

・僕が導き出した答えはこうでした。

部員が60人いたので説明して1人二千円ずつ補填してもらおう!

複雑な人間関係のイラスト(棒人間)

当事者と共に部員みんなに説明しました。先輩にも後輩にも説明しました。

僕たちはテニス部でしたがいつも行われる大会は団体戦です。誰か1人が負けたからと言ってチームの負けをその人のせいにしたりしません。次の大会で勝てるようにみんなで練習するのです。

A君はみんなを代表して会計係をしてくれていたのです。正直店のミスなのかA君のミスなのか僕にもわかりません。

しかし全てA君になすりつけて退部に追い込むよりはみんなで助け合うチームでありたい!という内容を説明しました。

後輩は訳がわからなかったかもしれません、先輩はムカついたかもしれません。でも二千円で済むならとみんな支払ってくれたのです😭

A君は当時涙を流して感謝してくれました。他の幹部とは仲が良かったのでその後の関係は良好でした。先輩達とは今でもテニスをしたり、後輩達は結婚式に招待してくれます🎾

何が言いたいかというと、この事件を通して周囲の人間関係が悪くなったりは全くしていないということです。

僕が大学で学んだことは人と人同士本音でぶつかり合えばわかってくれるということです。

では次の項目で対人関係に悩まなくて良い方法を3つ紹介します。

人間関係を良好に構築する方法3選

対人関係が苦手だからといって孤独でいると自殺率が上昇してしまいます。よければこちらの記事を参考にしてください。孤独と不健康は自殺のリスク

僕自身現在は人間関係に対して、「仲良くなれない人は存在せず誰とでも仲良くなれる」「周りの人間関係が悪ければ、間をとりもってある程度修復することが出来る」といった感覚があります。

シンプルな人間関係のイラスト(棒人間)

誰とでも仲良くする必要はないだろうといった意見もあるかとは思いますが、社会人であれば表面上は良くするテクニックも必要です。プライベートでは好きな人と付き合えば良いですからね🎵

ポイントは僕も人間関係に悩んでいたことがあるということです。悩む原因となったのはチック症ですが、皆それぞれ原因は異なると思います。しかし自分に言い訳していても進歩はありません。

誰でも使えるテクニック、僕なりの解決策を提示したいと思います🔥

人間関係には勇気が必要

初めの一歩を踏み出すには勇気が必要です。

自分を変えることは可能ですが難しいです。特に大人になる程難しいと思います。

皆さんが若いなら若いほど自分を変えるには有利です。僕は変わりたいと思ったのが中学生の時だったのでラッキーだったと思います。

長年いた職場でいきなりキャラを変えるのは相当な勇気が必要です😌しかし趣味の場所などでも良いので自然体や出したい自分でいられる場所を持つことは重要です!

学校や職場で自分を押し殺している人も多いと思いますが、変わりたいならまずは勇気を出す必要があります🔥

まずは聞き手に回る

勇気の話をしましたが、次は会話の簡単なテクニックをお話しましょう。それは相手の話を聞くということに尽きます。

先輩であれ、同期であれ、後輩であれ、友人であれ、家族であれ自分が話すのではなくとにかく話を聞きましょう🔥

世の中には自分の話をしたい人が大多数です。聞いて欲しい人が多いので聞き役に徹すると人間関係が楽になります。

かといって皆が自分から話しかけてくるわけではないですよね?しかしここで自分の話しかできないと相手が疲れます🥱

相手に話をさせるおすすめの質問は「余暇の時間をどう過ごしているか」「どんな趣味があるか」です。とにかく共通点を発見できれば相手との距離はグッと縮まります✨

趣味で共通点が発見できなければ好きな食べ物でも、兄弟がいるかどうかでも、出身地の話でもなんでも良いのです!どこかで共通点が見つかれば会話が弾みます🎶

そして最初に相手から「この人は話しやすい人だな」という印象を持たれることがとても大切なんです。

初頭効果と言って「最初に得た情報が、その後の判断や印象形成に強く影響する現象」があります。つまり最初の印象が大切であるということです。

まずは会話しやすい印象を相手に与えましょう!そして段々会話を重ねていくと「こんな話を人にするのは初めてなんだけど〜」「人に話したことはないけど〜」といったワードが相手から引き出せるようになります。

そうなるとあなたと相手の人間関係は完成したも同然です🏅

相手はこんな大事な話をしてしまったのだからこの人は親友だとか、大事な存在だというふうに考えます。そんなに仲良くなくても、相手の話を聞いているうちに相手にとってあなたはどんどん重要な人物になっていくのです。

あなたはその人にとって唯一無二の存在になれるのです☝️

やっていることは適切なタイミングで適切な質問をしていくだけです。簡単なように見えてほとんどの人が出来ていない恐ろしいテクニックです😳

皆さんも是非トライしてみてください‼️

本音を言える力を持とう

聞き役に徹して相手との信頼関係を形成するともう一歩踏み込めるようになります。

具体的に何が出来るようになるかというと

・冗談を言って笑い合えるようになる

・次はあなたの話を聞いてくれるようになる

・頼み事が通りやすくなる

・本音でぶつかりあえるようになる

などなどです😌

そういう人が何人も出来たら人生楽しくなりそうじゃないですか?✨相手の信頼を得て自分も本音で話せるようになるとストレスはグッと減るどころか、毎日が楽しくなりますよ😊

まとめ

今回は僕の学生時代の体験談から対人関係を築く上で大切なお話をしました。

簡単にまとめると勇気を出して、人に質問をして話を聞く!相手にとって重要な話を聞き出せたら適度に自分の話をする。そうすると信頼関係が出来ているので本音で話し合えるようになるという流れです。

皆さんの参考になれば嬉しいです✨

本記事の内容は医療専門職としての知見に基づいていますが、すべての読者に当てはまるわけではありません。個別の診断や治療は、直接の診察に基づいて行われるべきです。

名もなき医師:日本救急医学会専門医 現在は整形外科に所属し救急と両立しながら奮闘中🔥

所属学会:日本救急医学会 日本整形外科学会 日本整形外傷学会

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