「雨が降ると気分が落ちるのはなぜ?天気と心の意外な関係」

心理学

皆さんこんにちは、名もなき医師です🧑‍⚕️突然ですが、雨は好きですか?☔️好きと答える人は少ないのではないでしょうか?僕の周りでも雨の日は気分も晴れないという人が多いです。実は雨の日に気分が沈むというのは科学的にも説明がつく事象なんです。

梅雨前ですし今回の記事で天気と心の関係を理解し、雨とうまく付き合う方法を学びましょう✨

ちなみに僕自身は雨が好きですか?と聞かれたら迷わず『好きです』と答えています🤣後半では僕が雨を好きな理由もご紹介したいと思います☂️

雨が降ると気分が落ちる科学的な根拠は?

雨が降る夜の住宅街のイラスト(背景素材)

太陽が出ないから

雨が降ると気分が落ちる一つ目の理由は太陽が出ないからです。日照時間が減少すると出ないホルモンがあります。ここでわかった!という方は普段から僕のブログを読んで頂き、健康への意識がかなり高い方ですね😆

太陽光がもたらしてくれるのは幸せホルモン「セロトニン」です!セロトニンについてはこちらで詳しく記事にしていますので気になる方は是非一読ください。『セロトニン』で日々を充実させる方法

雨の日は太陽が出ないためセロトニンの分泌が減少し、その結果気分が落ち込んだり、やる気が出にくくなってしまいます。

セロトニンはうつ病とも関連が深いですので、雨の日が続く梅雨や日照時間の短い冬にはうつ病の発症リスクが少し高まります😨

自律神経が乱れるから

内耳という耳の奥の方で気圧や重力の変化を感じ取るセンサーがあります。飛行機や高層階のエレベーターなどで耳がキューンとなるのを思い出すとイメージしやすいかもしれません✨

雨が降る時は大抵低気圧です。気圧が急に下がると異常な環境と脳が判断して交感神経が活発化します。これにより頭痛や眩暈、動悸などの不調が出やすくなるのです。

さらに低気圧だと若干酸素分圧が低下するので酸素が足りないと感じて交感神経が活発になり、これまた動悸や息苦しさの一因になります😱

気圧の変化は内耳・血管・酸素量などを介して自律神経系を乱すことで体調不良を引き起こすのです。

予定を狂わされるから

例えば明日ピクニックの予定がありますが、明日の天気予報が微妙に雨だったとします。小雨なら決行できますが大雨なら中止せざるを得ないでしょう。つまり明日の予定の不確実性の高い状態です。

この時人間の脳内でどういったことが起こるのでしょうか。雨で予定が崩れると脳はストレスを感じストレスホルモンのコルチゾールが分泌されて不安やイライラなどを引き起こす要因になります。ちなみに慢性的にコルチゾール値が高い人はうつ病を発症しやすいです💦

また予定通りに物事がうまく進んだ時は気持ちがいいですよね?それは脳内報酬系の神経伝達物質であるドーパミンが分泌されているからです。楽しみにしていた予定が雨で潰れると報酬感が減ってしまいます。

予定が狂わされた時にこういった脳内の変化が雨で気分が落ちる理由となっています😳

雨の日を前向きに過ごすための対処法

雨の日も外に出る

雨の日でも少ないとはいえ、室内よりは太陽光のおかげで外は明るいです。なので外に出ることでセロトニン分泌が期待できます。

朝外に出て5分歩くだけでもいいので軽い運動をすることでセロトニン分泌を促すことができます。

リモートワークの人もいるかと思いますが、最低でもカーテンは開けて自然光を取り入れてください⚠️晴れの日に出来るだけ近い環境を用意して晴れの日と同じように過ごすことを心がけてみてください🎶

雨の日の楽しみを用意する

梅雨のイラスト「窓際のウサギ」

自分なりの雨の日限定の楽しみを用意しましょう。例えば普段はお酒を控えているけど雨の日は解放する、だったりお菓子を好きなだけ食べてもいいとか、映画を見まくるなどでもいいです。

ポイントは普段は我慢していることがいいです。つまり好きなことだけど雨の日のために取っておくことを用意するという工夫ですね。予定を狂わされたとしても別の予定で心を満たすことが出来れば、コルチゾールの分泌も抑えることができるはずです✨

僕は雨が好きなのでそういったことはしていませんが、一つの案として提案してみました🤣

香りと音でリラックスする

アロマやキャンドルを準備して自然音やもしくは実際その時の雨音でもいいので、香りと音に集中してみてください。五感を刺激すると自律神経が整います。

しばらくすると副交感神経が優位になってリラックス出来て心地良くなると思います。そうしたら次はストレッチや軽いフィットネスを行ってください。雨の日でも軽い運動を取り入れることで血流が良くなり、気分も前向きになれるのです😊

雨を好きになる思考法

雨の日のセロトニンの分泌が減ることは避けられませんが、雨を好きになることが出来れば、コルチゾールが分泌されるのは理論上防げるはずです。例えば先ほどのように雨の日に自分なりの特別な楽しみ方を用意していれば脳内報酬系であるドーパミンの分泌も促せるはずです。雨を好きになればこの先の人生で得すること間違いなしです✨✨

雨を楽しむ5つの方法

雨に感謝する

雨って地球上に必ず必要ですよね?雨があるから花が咲くし、日本の美しき森も育つわけです💐🌳美味しいお米や作物を育てるのにも雨が必要不可欠です。農家の方にとっては適切なタイミングの雨はまさに自然の恵みでしょう。

雨が降ったら「ありがとう」と口に出して言ってみてください。悪い気はしないはずです。ちょっと思考を変えるだけで雨でストレスが感じにくくなることでしょう😁

自分の時間が増えると捉える

雨が降れば他人とのアウトドア系の予定は無くなるはずです。さらに大雨なら今日は外出さえやめておこうかとなることもあるかと思います。そんな時は自分の時間が増えたと考えるようにしましょう。

例えばゆっくり本を読んだり、考え事をしたり、溜まっていた雑務をしたりなど使い方は人それぞれでしょうが、雨ならではの時間の使い方をしてみましょう☔️

逆に言えば、雨の日のためにすることを残しておいてもいいわけです😌人生においてタイムマネジメントは大切ですからね。

空から水が降るという事象に興奮する

「やばいのきたーーー」って思われたかもしれません🤣僕は子供の頃から水が好きで今でも雨が好きな理由は「空から雨が降ってくるから」です。なのであんまり傘も差しません🌂

雨の音と雨を感じて「キモティい👆」ってなるのです。

もちろん皆様にこんな思考法を取り入れろだなんて思ってはいません。言いたいことは僕は雨が好きなので雨の日でも気分は落ち込まず、むしろ嬉しいとさえ感じているということです☺️

思考の過程なんてどうでもいいのです!あなたの思考は自由です。雨で気分が落ち込むのも自由、雨でテンション上げ上げになるのも自由なのです。それなら雨が好きな方が人生得ですよね?という話です。

雨が好きになれればどんな考え方だっていいのです

まとめ

今回は雨で気分が落ち込む科学的な根拠とそれに対する対処法、さらには雨を好きになる思考法を紹介しました。思考次第で雨を好きになることも出来る。これは雨以外にも応用することが出来、物事を嫌いになるよりも好きになる方が身体のメカニズム的にもメンタル的にも得が多い!ということをわかって頂けたら最高です✌️

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